2018年7月20日
くわの農園では、イチゴの苗を親株から採って育てています。
畑に植えるまでにしなくてもいいけど、できればした方がいい仕事がいくつかあります。
その代表が「イチゴの葉かぎ」
一般の家庭で育てるイチゴは植えっぱなしでも大丈夫かもしれませんが、 ちょっと管理をするだけで、大きくて立派なイチゴになるかもしれません。
イチゴの葉かぎは、株をしっかりとしたものに育てるために必要な作業です。
他にも育苗の環境にもよりますが、葉っぱが多いと風が通らず病気になりやすかったりします。
特に夜冷庫に入れる前には太陽の光をたくさん浴びてがっちりとした苗にしておく方がいいように感じます。
1枚、2枚と葉っぱを根元から取り除くと クラウンと呼ばれる株の根元ががっちりとしてきます。
葉かぎ後のイチゴの根元近くの白っぽい部分がクラウンです。
丸いやつは肥料です!
古い葉を取り除き、育苗期間中は2枚半~4枚に保つようにします。
この時にうどん粉病やリンパン病にかかった葉っぱもできれば取り除くといいでしょう。
品種にもよりますが、新しい葉っぱは5~7日に1枚出てきます。
なのでもしも葉っぱを取り除きすぎて、残ってるのが1枚半とか2枚になっても大丈夫です。
この「葉かぎ」作業自体はとても簡単です。
ランナーから苗をとって育ててる人にはぜひやってほしい作業です。
葉っぱを取り除く時は一番外の葉から順番に取り除いてくださいね。
写真は葉かぎ前と葉かぎ後です。
葉かぎ前
葉かぎ後
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