2018年12月26日
お正月の歌ではないけれど、もうすぐお正月ですね。
その前にクリスマスもあるけど、やっぱり私はお正月を大事にしたいです。
お正月は「年神様」という神様をお迎えする行事です。
「年神様」なんて言葉を使うと宗教臭く感じる人もいるかもしれないですね(笑)
実はこの「年神様」って言うのは、私たち農家にとってとても大事な神様なんです。
それは稲を実らせてくれる田んぼの神様の事だからです。
お正月の飾り物を思い出してください。
玄関にはしめ縄やしめ飾り、床の間には鏡餅
そしてお雑煮の中にはお餅を入れるでしょ。
共通するのはお米に関係するものが多いんです。
お正月のお飾りにはそれぞれ意味があるんですが、地域によって微妙に違うかも…
しめ縄やしめ飾りは年神様が来られているので魔除けになり、結界の意味があります。
鏡餅は年神様へのお供え物。
なぜ「鏡」かというと神様の力が鏡に宿るとされていてまるいお餅を鏡に見立てたらしいです。
お雑煮は中身の具は大晦日にお供えしていた供え物とお餅を年神様と一緒に食べるという意味です。
そして子ども達が楽しみにしている「お年玉」
昔々は年神様の力をわけていただくという意味でお餅が配られていたそうです。
クリスマスもいいけれど、日本古来の神様、田の神様の事を思ってお正月をお迎えする準備をしたいですね。
写真・くわの家のお雑煮。
博多かつお菜がピリッとアクセントに☆
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