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虫が!という前に…予防は大事です

みなさんご存知のようにここ数年、平均気温がぐんぐん上昇中ですよね。

4月中旬から10月過ぎても20度を超える日があったり…

こんな環境ではお米の保存方法によっては虫が発生することも!!

 

最近はジメジメしてたり気温が25℃を過ぎる日もあったりして、虫が孵化するのに最適の条件です。

 

お米に発生する虫は、主に「コクゾウムシ(穀象虫)」と「メイガ( ノシメマダラメイガ)」です。

 

虫たちはいつ発生するのか??

じつは稲刈り前の段階で稲穂に卵を産み付けたりします。

また、貯蔵している倉庫内で外部からやってきた成虫により卵を産み付けられることもあります。

 

えぇ~~!お米に卵がついてるの!!って思うかもしれませんが、卵が産み付けられたお米は割れやすくなっていますので籾摺りの段階で砕かれてしまい、不要なものと一緒に破棄されます。

 

もし精米後に残っていたとしても、さらにお米を研いだ(洗った)時点で流れていくので食べる分には問題ありません。

 

 

くわの農園の場合、精米設備やお米の保管場所で防虫燻煙などを行っていませんので虫の発生は免れないと思っています。

 

注文を受けて精米するのでその時点で目に見える虫はいません。

ただし、精米後にも卵が残っている可能性もあります…

お客様の保存方法によっては、虫が発生することもあります。

特に玄米は籾摺りしただけの状態ですので発生しやすいようです。


お米は上手に保存すると、虫も発生しにくくなります。

これはくわの農園のお米に限らずです(^^)
あまりピンとこないかもしれませんが、お米は『生もの』です。 
購入する際は、1か月以内で食べきれる量をご購入ください。
一番いいのは購入後2週間以内に食べきることです。
 

保存する時、スペース的に余裕があれば冷蔵庫の野菜室がベストです!

そんなスペースはないよ!と言う時は常温で保存するしかありません。

常温の時は小分けにして家庭用真空パック機で真空パックにしておくことが大事です。

この時は脱酸素剤を入れると効果的です。

酸素がないと虫も呼吸ができないので…

真空パック機がない時はチャック式の袋でいいので、お米と脱酸素剤をいれて、ストローなどで中の空気をできるだけ吸い出して封をしてください。
保管する場所も大事で、直射日光が当たらず、家の中で一番気温や湿度の低い所に置くようにしてください。

こんな商品もありますので参考にされてください。

そうそう、こちらの商品、以前教えて頂いた時よりもさらに使いやすくなっているようです。
ナジャ工房さんは親切丁寧に使い方の説明もしていますので、初めて使う方も安心だと思います。

上手に保存してくださいね。

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